ゴミをエネルギーに換える|機能性を重視するなら自動制御|手動よりも効率的

機能性を重視するなら自動制御|手動よりも効率的

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ゴミをエネルギーに換える

エコ

廃棄物から電力を得る

わが国では2012年より再生可能エネルギーの固定価格買取制度が本格的にスタートし、地球環境に優しいエネルギー利用の推進が図られています。こうしたことから、現在では再生可能エネルギーを使ったさまざまな発電システムの普及が進んでいます。その1つに、バイオマス発電があります。バイオマス発電はさまざまな有機ゴミを燃やしてエネルギーを得、それによって電力を作り出すシステムです。具体的には木材・糞尿・残飯・汚泥などが主な燃料となります。こうした素材は農業や林業、牧畜業などの場において、これまで廃棄物として捨てられていたものです。それを資源として利用することで、廃棄物処理のコストを低減するとともに、売電による収入確保の手段にもすることができるようになります。

工場や牧場などに設置可能

バイオマス発電には、大きく分けて2つの種類があります。1つは有機ゴミを燃やして火力を得、それで発電タービンを回転させる方式です。もう1つはゴミを熱分解することでガスを発生させ、そのガスでタービンを回転させる方式です。いずれの方式が適しているかは燃料の質によりますが、どちらも太陽光発電や地熱発電などの他の再生可能エネルギーに比べると、設備が小規模で済むうえに設置場所が比較的自由であるという特徴があります。現在、日本で稼働している本格的なバイオマス発電所は50あまりですが、ゴミ処理場や製材工場、牧場、水産加工場などに設置された小規模なものは相当数に上ります。生産した電力を自家利用することで、省エネルギーにも貢献しています。